三菱館／川崎銀行佐原支店旧本館

千葉県指定有形文化財、指定名称は『三菱銀行佐原支店 旧本館』…大正3年（1914）に 川崎銀行 佐原支店 として建てられました。昭和18年（1943）からは三菱銀行佐原支店 旧本館として利用されてきましたが、平成元年（1989）に市 （当時は佐原市 ）に寄贈されました。保存修理を終え、建設 当時の姿に近い形で復原されたのは令和4年（2022）のことです。

【千葉県指定有形文化財（建造物）】...「旧三菱銀行佐原支店 」...イギリスより輸入したレンガを使った２階建ての洋館で、内部は吹き抜けになっており、２階周囲に回廊があります。 屋根は木骨銅板拭きで正面建物隅にドームを設けています。もとは明治13年に開業の川崎銀行 佐原支店として建設 されたました。

三菱銀行 から市 への譲渡にあたり、隣にあった付属棟などは撤去され三菱銀行佐原支店 の新店舗が建設 されました。新店舗の三菱銀行佐原支店 は1996年の合併により東京三菱銀行佐原支店 となりましたが平成15年（2003）に閉店となり、平成17年（2005）から 佐原町 並み交流館 となりました。

設計は辰野金吾の弟子に当たる大友弘。施工は清水満之助本店 (現在の清水建設 )。2022 年までの改修も清水建設 が請け負っています。

旧三菱銀行佐原支店 。1914年建設 。1989年に新支店が完成するまでは実際に使ってたようだ。 Read more

川崎銀行 佐原支店旧本館